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花粉症の原因あれこれ [花粉症の原因]

花粉症になるメカニズムを、前回の記事では説明してみました。
うまく説明できていたかどうかちょっと心配です。
今回の記事では、花粉症の原因について説明してみます。
ちょっとむつかしく言うと、前回の記事の内容が抗原抗体反応でしたから、今回はいったいどんなものが抗原なのかについて、説明してみようと思います。
あ、ちょっとむつかしい言葉使っちゃいましたね。

では、花粉症の原因。
花粉症は、アトピー性皮膚炎(乳幼児型アトピー性皮膚炎、小児・学童型アトピー性皮膚炎、成人型アトピー性皮膚炎に分けられています)や喘息等と同じアレルギー疾患(後天的な要因が元になる場合もありますが、先天的に持病があったり、遺伝によって発症する可能性が高くなることもあるでしょう)の1つだといわれています。

アレルギーとは、何らかの原因(改善できるものと改善できないものがあることでしょう)で異物が身体に入り込んだ時、その異物を排除しようとする身体の防御反応が過剰に起こってしまう事です。
つまり、花粉症の場合、アレルギーを引き起こす原因となる物質であるアレルゲン(花粉症の場合には、スギ花粉が原因となっていることが多いですが、他の花粉で起こる場合もあります)が、「花粉」と言うこともと言われていますね。

アレルゲン(アレルゲンではないのに、類似したアレルギー反応を引き起こすものを仮性アレルゲンと呼ぶこともあります)となる花粉の種類(時には新しく発見されることもあるようです)は、現在国内でおよそ五十種類以上、一説には約80種類(自分がどれに当て嵌まるのかを知ることも時には大切かもしれません)もあると言われているんですね。

代表的なものには、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、シラカバ等が挙げられるでしょう。
この中でも、一般的に良く有名なのはスギ花粉で、スギ花粉(雄花と雌花があり、二月から四月の開花時期には、風にのって大量の花粉が飛散します)は毎年2月から4月にかけて飛散します。

この時期にくしゃみ(鼻の中に畭物が入らないように反射的に起こる防御反応です)や鼻水(水分が抜けると鼻くそと呼ねれます)という典型的な花粉症の症状が二週間程度続いたとしたら、アレルゲン(アレルゲンではないのに、類似したアレルギー反応を引き起こすものを仮性アレルゲンと呼ぶこともあります)はスギ花粉(北海道には杉が少ないため、スギ花粉症が少ないといわれています)だとかんがえてもいいかもしれません。

また、スギ花粉(花粉症の原因として知られていますが、飛散する量と症状は必ずしも比例しないそうです)とならんでアレルゲン(アレルゲンではないのに、類似したアレルギー反応を引き起こすものを仮性アレルゲンと呼ぶこともあります)として良くよく知られている花粉が、ヒノキ花粉です。
ヒノキ花粉が飛散する事はスギ花粉(花粉症の原因として知られていますが、飛散する量と症状は必ずしも比例しないそうです)よりも少し遅く、3月から5月にかけてです。

もし、スギ花粉(日本特産の針葉樹である杉は、貴重な木材である反面、毎年、多くの人をスギ花粉症で悩ませています)のピークが過ぎても、花粉症の症状(普段とは体調が違うなと感じたら、とにかく病院で詳しい検査を受けてみた方がいいでしょう)が治まらないと言う人は、スギ花粉(雄花と雌花があり、二月から四月の開花時期には、風にのって大量の花粉が飛散します)と同時にヒノキ花粉にもアレルギー反応を起していると考えられます。

また、ブタクサやヨモギの花粉は、秋頃に多く飛散します。
花粉症はアレルギー疾患(後天的な要因が元になる場合もありますが、先天的に持病があったり、遺伝によって発症する可能性が高くなることもあるでしょう)の一つですから、アレルゲン(人それぞれ違いますから、特定するためには検査が必要です)となる花粉を身体に侵入させないようにする事が、花粉症予防には効果的といえますね。

今までの説明をまとめます。
前回の記事では、花粉症発症のメカニズムを説明しました。
抗原としての花粉とIgE抗体の蓄積が花粉症発症のメカニズムでした。
今回の記事では、花粉症の原因となる抗原はスギ花粉以外にも、たくさんの種類があるんですということをお話しました。
はい。ここまでで花粉症についてはずいぶんと詳しくなりましたね。
でも、・・・・
肝心のことが、皆が一番関心のあることについて書いていないのです。

次回は花粉症になるとどうなるか、
そしてその次からやっと、花粉症の症状をどうやって軽くするかについて、書いていきたいと思います。
ごめんねえ、もったいぶってるわけじゃないのよ。
でも、順番に読んでくださいね。

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タグ:花粉症 原因
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